ドローン購入前にやって良かった!ドローンスクール体験会はコスパ◎

ドローンスクール AI・ロボット・ドローン

ドローンを始めたいけど、そもそも操縦する機会がないので、最初はどうすればいいのかな?って、ドローンを買う前に思っている人は多いのではないでしょうか?撮影用としてドローンを1機買う為には10万円以上は必要になってくるので、買う前に一度はドローンの操作や、基本的な知識を得たいって思いますよね?

私もドローンを今後、撮影に使用したいと思っており、購入前にドローンの簡単な操作や、ある程度の知識を得たいなと思い、ドローンスクールの体験会に参加しました。結果は参加してとても良かったので、どういったことを教えてくれるのか、操作はどこまで教えてもらったのかなど、まだ一度もドローンを体験されたことがない方に向けて記事を書きました。

(ドローン購入前)初めてのドローン体験におすすめのスクール体験会

ドローン購入前に、一度はドローンを操作したかったのと、航空法など最初に知っておくべき知識をサッと頭に入れておきたかったのもあり、今回、ドローンスクールの体験会に参加しました。ここでは、私が体験したドローンスクールの内容や、良かった点などについて説明していきます。

ドローンスクール体験会の流れについて

ドローン操作および基礎的な知識を、このドローンスクール体験会で学ぶことができました。私が参加した体験会は基礎学習講義(座学)と実技を合わせて2時間体験することができ、割合的には

ドローン基礎学習講義5:ドローン実技5

ぐらいの割合でした。約2時間の体験会で前半が基礎的な知識を学び、後半にドローン操縦の実技といった感じの流れ。

ドローン基礎学習講義ってどんなことを教えてくれるの?

約1時間ほどの講義で、全てを詳しく教えてもらうというより、必要最低限知っておくべき内容をざっと説明してもらう感じです。当然インターネットが普及している現在、調べれば全てわかることだと思いますが、資料でまとめてくれており、まずは短時間で大まかな知識を得たいと思っていた私にとっては、とても良い講義でした。私自身も事前にYouTubeやWebサイトから知識を得ていましたが、安全面などを考慮して考えた時、ネットから拾ってきた情報よりもドローンスクールを運営している方から正しい情報を教えてもらいたいと思い参加しました。専門家から正しい知識を学べ、1時間でおおよその概要は理解できました。その講義で教えていただいた内容を項目で分けて簡単に説明したいと思います。

無人航空機概論

簡単に言うと「ドローンって何?」「ドローンってどんなことに使えるの?」と言う、ドローンをまずは知るという内容でした。ドローンは2022年5月18日現在、200g以上の無人航空機と200g未満のトイドローン・模型飛行機などに別れています。

無人航空機とは構造上人が乗れない物のうち、遠隔操作または自動操縦により飛行させることができる200g未満のものを除く航空機のこと。但し、2022年6月から施行される航空法改正に伴い、100g以上の無人飛行機の機体登録が義務化されることになり、今まで航空法に規制されることがなかった小さいトイドローンも無人航空機と見なされることになりました。

また、簡単に国土交通省の取り組みである今後のドローンの産業活用に関するロードマップを教えてもらいました。

航空法改正に関しては、以前からYouTubeやWebサイトで見ていたので、新しく聞いた内容ではありませんでしたが、これから購入するドローンを何にしようかと考えながら講義を聞かせていただきました。

また、資料には無人航空機の用途がずらり載っており、既にドローンが沢山の場面で使われていることがわかり、今後、ドローンを覚えることで、仕事にも役立ちそうだということを改めて感じました。

法規制・ルール

今回の講義で一番時間を長く使ったのが、この法規制とルールに関する内容。私も、一番気になっていた事だったので、情報としてとてもありがたいものでした。YouTubeやWebサイトからも情報は得ていましたが、法律的な所なので実際にドローンスクールをやられている方から教えてもらうことで正しい知識を得られるからです(YouTubeやWebサイトでも正しい情報が多いと思いますが確認しながらは時間がかかるので短時間で正確な情報を得られる事はとてもメリットがありました)。

大きく無人機に関連する法規としては「航空法・同法施行規則」「小型無人機等飛行禁止法」の2つがあり、飛行禁止空域ではどのように許可を取るのか、制限される飛行に関してどのように許可を取るのか、規制される場所を具体的に地図上で見る場合、どうすればいいのか?などを講義していただき、ドローンを飛行させるにあたって、不安に感じていた「購入後、最初はどこで練習すればいいのか?」なども、教えていただきました。

普段日常で行うことで、法律に触れるような事はないですが、いざドローンを飛行させる時に、知らず知らずの内に法に触れる事をおこなっていたとなれば怖いので、この講義については、最初の情報として聞いてとても良かったなと思いました。

ただ、1時間の短い講義だけでは当然全てを覚えられませんし、ドローンを仕事で操縦する場合、まだまだ知らないといけない事は沢山ありますが、ドローンを購入し、法律を守りながらドローン操縦の練習をする事だけでいうと、今回聞いた内容でいけそうだと感じました。

技術

こドローンの構造に関することや、飛行制御の仕組み、バッテリーのことに関する内容、そして衛星測位システムに関する講義でした。ここはざっくりと教えていただきました。衛星測位システム=GPSだと思っていましたが、各国で呼び名が違う衛星測位システムが存在していたことは、今回のドローンスクール体験会で初めて知りました。

この技術の箇所で飛行の仕組みとして操作方法もありましたが、実技で教えてもらう為、この項目は短時間で終わりました。

電波と無線

この電波と無線についても、サラっと説明していただき、次の項目に進みました。(内容は、ドローンの通信で使用している周波数帯『2.4Ghz』 に関すること、電磁波には注意が必要など)

気象

ドローンを飛行させるにあたっては、雨の時は屋外で基本操作しない、強風の時も危険など、ここも事前にある程度知っていました。風邪の影響に関しては、実戦でもっと知りたいと思っていた所で、自分が購入する予定のドローンが風に対してどうなのか?当たり前ですが、今日の体験会ではそこがわからなかったので、同じ機種をYouTubeなどで飛ばしているレビューを見ながら検討したいと思っています。

運用

安全に飛行を行うために必要な項目が学べました。ドローンを飛ばすということは、無人の物体を空に飛ばすことなので、どんなに注意を払っても100%落ちない保証はないので、まずは飛行する前のチェックや、自分の操縦技術を上回るような飛行を行わず、安全第一でドローンを使っていこと思いました。

ドローンスクール体験会でのドローン操縦などの実技に関して

ドローン購入前に、ドローンに実際に触れて操縦するには実機が必要。知り合いに持っている人がいない場合、試しに操縦する事はできないので、今回の体験会で一番やりたかった実技。ここでは、基本操作に関しての感想と、知らなかった事、どのぐらい実技を行ったのかについて説明します。

ドローン基本操作に関する感想

結論、基本操作は「簡単」でした。ただ今回は、予備知識を教えてもらい、準備も運営側がおこなってくれたので、そう感じたのだと思います。基本操作については本当に簡単で、一度地面から離陸したドローンは、操縦する送信機(プロポ※コントローラーのこと)から手を離してもホバリングしてその場から動かずじっとしてるので、誤った操作や準備不足、強風などの突発的な事がない限り墜落はしないということも理解できました。

動画では何度も見ていましたが、実際に触るのはやっぱり違いました。思った以上にレバーの動きに反応するので、最初はゆっくり慎重にレバーを動かし、ドローンを操りました。後は、ドローンに詳しい運営の方がそばにいてくれる安心感も良かったと思います。いきなり一人で操縦する場合、不安を感じながらの飛行になると思うので、ドローンを購入する前に一度でも操縦をしておく事を強くおすすめします。

ドローン実技をおこなって初めて知ったこと

まずドローンの操作に「モード1」「モード2」があるという事を初めて知りました。スクールでは「モード2」を推奨していて、今回私もモード2で操縦を行いました。モード2では水平移動を右スティックで行うことができ、左スティックは上下の移動および左右の旋回を操作することができます。

モード2でしか操作はしていませんので、比較した感想はありませんが、右手の操作は水平移動と理解すれば初心者でも操作ミスは限りなく低くなると思いますし、実際に飛行させた時も不慣れながら、行きたい方法へドローンを飛ばすこともさほど難しさを感じませんでしたので、今後も私はモード2で操作を行なっていこうと思います。(私が参加したのはJUIDA公認プログラムを行なっているスクールです)。

初めてのドローンどのぐらい実技を行ったのか?

送信機を握って操作したのは大体30分程度だったと思います。今回、私一人しか参加していなかったので、普段よりも操縦する時間はあったのではないかと思いますが、意外と短かったです。それでも基本的な操作を行うには十分でした。

基本的な操作として行ったのは、上昇・下降・右旋回・左旋回(モード2だったので左スティックで操作)、前方移動・後方移動・右移動・左移動(モード2なので右スティックで操作)を目視内での操作で行いました。実機を見ながらの操作を行い、カメラから送られてくる映像を見ながらの操作は今回ありませんでした。

ドローンを購入すると決めてからの体験でしたが、購入前にドローンが体験程度でしたが触れた事に関しては今後の参考になりともて有意義な体験時間となりました。撮影で使う予定のドローンは10万円以上するので何も考えず買えるものではないのと、一番気になっていた安全面に対しても、いざ買ってから初めて使うより、一度でも体験をしてからの方が練習操縦においても不安面が解消されるからです。また、体験会では2機のドローンを見せていただき、それぞれの操作感覚なども教えていただき、これから購入予定のドローンに関してもアドバイスいただけたりと、値段以上の内容だったと思います。

ドローンスクール体験会の費用と全体の感想

私が参加した体験会の費用は税込で5,500円。場所は郊外で各自での移動が必要でしたが、私が購入したいと思っているドローンの機体は10万円以上し、全くドローンに触ったことがない状態で買う勇気はなく、ドローンを操作できる体験+基礎学習もできる体験会はすごく興味があり、実際に体験し、参加して正解だったと思います。理由としては、ドローンの情報だけなら、YouTubeやWebサイトに溢れてますが、安全面や法律など、Webに落ちている情報を拾い集めて知識を得るよりも、正確な情報を聞ける講習に参加した方が良いと判断したからです。

ドローンスクールのメインのプログラムは20万円以上かかるので、コスパで考えるとどうかな?という気はしますが、土木系の現場でドローンを使う場合、各民間の団体が発行する証明書が必要になるようで、スクールに関してはその需要が多いようです。また、ドローンスクールでの講習は「人材開発支援助成金」の対象プログラムとなっていて、助成金を活用して訓練を受ける企業も多いようです。

一昔前までは、ヘリコプターなどを使うしか空撮する方法がなかった時代から、手軽に空撮できるだけでなく、調査やエンターテイメントまで幅広く活用されるドローン、安全面や法律面・高額な買い物にもなるので、安心してドローンを使うのに、ドローンスクールが行なっている「ドローン体験」はとても良い体験プログラムだと思います!

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