肖像権気にせず人物の顔を使いたい!AIで架空の人物を作成する方法

AIが創造した人物 AI・ロボット・ドローン

人物写真に関して肖像権を考えずに使いたいと思っている方は必見!この記事ではAIが架空の人物を無料で作成してくれる「AI人物素材(ベータ版)」を紹介しています。実は、AIを使って架空の人物写真を生成することができるのですよ、驚きですよね!こちらの記事を読めば、無料で簡単に肖像権侵害を気にする必要のない架空の人物写真を作ることができます。

どこかにいるかのような人物写真を作り出す驚きのAI

「AIで架空の人物を作る」って難しそう、と思っている方もいるかもしれませんが、実はとても簡単です。今はそれを実行できる専用のサイトがあるので、無料登録して利用規約に同意すればOK。それではどこでどのように作成するのかをまずは説明していきたいと思います。

まずは「写真AC」のサイトへ行き、無料登録を行います。

AIで架空の人物写真を作る方法

普通人物写真を撮る場合、モデルを使い、光の当たり方や角度、被写体をくっきり出す為に背景をぼかすなど、カメラマンは時間と費用を使って一枚の写真を撮ります。手っ取り早く街中で撮影しない理由は、モデルの質もありますが、肖像権に関わる問題があるため許可なく撮影するといったことは行いません。ここでは肖像権を気にせず大きく美しい顔写真が欲しいという方に、現代のAIのテクノロジーを使い架空のモデルの顔写真を無料で作成する方法をお教えします。

写真ACで無料登録を行う

引用:写真AChttps://www.photo-ac.com/

まずは、「写真AC」のサイトへ行き無料登録をします。

写真ACとはフリー素材のダウンロード&アップロードサイトのことです。誰でも無料で利用ができ、利用規約の範囲名での利用が可能です。規約の範囲内であれば商用利用も可能。サイト制作者や動画製作者から、よく利用されるサイトになっています。

写真ACの総会員数は800万人、法人プランで契約されている会社は1,100社以上、素材点数は500万点以上。

登録後、AI人物素材(ベータ版)ページへいく

引用:写真AChttps://www.photo-ac.com/main/genface

無料で新規登録が完了後、「AI人物素材(ベータ版)」ページへ行きます。左記リンクをクリックすると上記のページへ飛びます。このページでAIに核の人物写真を生成してもらいます。

ボタンを押すだけでAI人物写真を作成(1日50回)

AI人物素材(ベータ版)で作成した架空の人物

1日50回、ボタンを押して作成可能です。簡単です。ただし作成にあたり注意すべき点は、全て利用できる写真が生成されるとは限らないということです。ベータ版(試用のためのサンプルのソフトウェアのこと)と表示されている通り、完全した写真には不備が多々あります。

使える写真は数回に1枚ぐらい

AI人物素材(ベータ版)で作成した架空の人物(失敗例)

上記は私が試しに作成したものになります。写真の一部分がおかしなことになっているのにお気づきでしょうか?少し歪んでいたり服や背景の一部がおかしかったり、失敗するとこんな感じで生成されます。

このAIで生成されたものの大半はこのような失敗した写真となり、使えるものは5〜6回に1枚ぐらい。無料で利用できるし、1日50回生成できるので全く問題はないですが、利用する際、一度チェックをされた方が良いと思います。

AIが作成済みの写真もある

引用:写真AChttps://www.photo-ac.com/main/genface

すでにAIが作成済みの写真も下部にありますので、直ぐに利用されたい場合は作成済みのものを利用するもの良いと思います。使用する場合は、必ず利用規約を確認の上、ご使用ください。

肖像権に関して

ここで、肖像権に関して確認をしておきたいと思います。皆さんは肖像権に関してどの程度ご存じでしょうか?著作権は知っているけど、肖像権とどう違うの?など意外と肖像権に関して知らない人は多いと思います。

肖像権とは?

肖像権とは、他人から無断で撮影されたり、写真などが無断で公表されたり利用されたりすることがないように出張できる権利のことを指しています。肖像権自体は、法律で明文化されているものではないですが、裁判所の判例によって確立されてきた権利です。肖像権は大きくは人格権・財産権の2つに分かれます。

肖像権侵害したらどうなる?

肖像権を侵害してしまった場合、民事上の損害賠償請求の対象となります。違法性の程度に応じて、「差止請求」「損害賠償請求」のいずれか、もしくは両方の請求が認められます。

肖像権を侵害する可能性のある写真とは?

肖像権侵害の基準としては、個人特定が可能かどうか、拡散性が高いかどうかなどがあり、全てが肖像権侵害にあたるわけではありません。肖像権侵害に当たらない可能性が高いケースもあります。例えば、人物の特定が困難である場合。そもそも誰も特定できない写真であれば肖像権侵害には当たらない場合が多く、写り込んでいても解像度を落としたりモザイクをかけて特定できないようにされていたり、後ろ姿だけで特定できない場合は、社会生活上受忍すべきと判断され肖像権侵害にあたる可能性は低いでしょう。また、写真動画に映り込んだ場合について違法となるのは、社会生活上受忍すべき限度を超えていると評価された場合。例えば観光地であれば他人の写真に写り込むことは常識的にありえることなので適法と考えられますし、写り込んだ写真をSNSへ発信し場合については、SNSへの投稿内容によります。写り込んだ人物に対して言及のあるような内容だと肖像権侵害にあたる可能性は高くなります。

肖像権侵害に関しては、その度合いや場合によってどう判断されるか異なるので、一概にどれが肖像権侵害には当たらないと事前に確定するものはありませんので、下記で説明することについては十分注意して撮影・配信は行っていくべきかと思います。

肖像権を侵害しない為にすべき事

肖像権侵害にならない為にも、撮影については以下の点を考えて行った方が無難です。仮に結果的に肖像権の侵害には当たらないと判断されたとしても、裁判などになれば、時間の拘束や多額の出費につながる場合もあるからです。

肖像権に関して注意すべき事としては、主たる人物が写真・動画にいる場合、撮影の許可及びSNSなどで発信する場合も許可をえるようにする。また、風景として写真・動画を撮影した場合も被写体の容貌がはっきりと確認できるものは、度合いにもよりますが肖像権侵害と判断される可能性がある為、トリミングやモザイク処理・解像度処理などで特定される心配がない加工を施すことで、トラブルに巻き込まれる可能性が低くなります。

今回紹介した写真ACのAI人物素材は、AIが考えて作成した架空の人物なので、肖像権を気にせず利用できます。撮影する人、編集する人、配信する人が肖像権を意識して制作物を作成することで、著作権侵害するリスクを大きく下げることができるので、人物素材を利用したい場合は、是非このAI人物素材を使っていただきたいと思います。

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